30周年記念コーヒーバッグ

NAC30周年を記念してオリジナルコーヒーバッグとマグカップを作成しました。センター1F のショップと2Fのカフェレストランでお買い求めできますのでどうぞ手に取ってご覧くださいませ。

NAC30周年コーヒー誕生物語

30周年記念でコーヒーバッグを作ろうとお願いしたのが倶知安町駅前のコーヒーショップ「スプラウト」さん。オーナーの峠ヶさんは前にNACのアドベンチャーガイドとして大活躍していただいた方で、今はコーヒーショップの他テナント事業や民泊など幅広く活動しています。そして今回このコーヒー豆を焙煎してくれたサムさんはまさに小さいときからNACの中を走り回っていたリアルNACファミリーでもあります。ここ倶知安で世代をまたいで綿々と連なっているチャレンジ精神やライフスタイル、そして30年という時間軸に思いを馳せるのにはコーヒーの香りが最適だと選ばせていただきました!

コーヒーに込められた思い

コーヒーにもいろんな思いが込められるのだということを今回峠ヶさんとサムさんから教わりました。今回使用したブレンドはニセコ山系を縦走したときに感じられた心境そのものを3種のコーヒー豆を配合して苦みと酸味と甘さのバランスで表現した「ニセコオートルート」というニセコ山系40㎞をコーヒーの味と香りにしたもの。ただ美味しいものを作るというだけでなくニセコのアウトドアライフスタイルを愛する者の観点からニセコの自然そのものを見つめて思いを込めた味わいと香りになっていて飲んだ後に長い山旅を終えた後のような嬉しくもホッとする余韻が残るブレンドなのだそうです。

コーヒー豆の旅

そして今回はちょうど峠ヶさんが豆を仕入れている中米から帰国したばかりということで実際のコーヒー豆も見させてもらうことができました。通常仕入れるコーヒー豆はお米でいうところの精米された状態でそれを自家焙煎していわゆるコーヒー豆になるとのことですが、現地でしかみられない精米される前の外皮が付いた状態の豆をだしてきてくれました。コーヒー豆ももともとは種。頭ではわかっていたようで深く感じることもなく気楽に飲んできたコーヒーですが、生産者から様々な行程を経て一つの味になっているということを感じさせてもらい、一粒のコーヒー豆もいろんな人の思いがこもった旅をしてきてるんだなと感じることができました。

今回30周年を迎えるにあたり、こうして元NACスタッフやファミリーたちがさまざまな分野で活躍して地元ニセコエリアを形作っている裾野の広さはまさに羊蹄山そのものだと感じます。

新たに始まる31年目のシーズンを前に、今年一緒に過ごす若いスタッフたちとともにしっかり楽しく思いっきり皆さんとの冒険を重ねられたと思います!